財務分析
研修カリキュラム
1日目
内容 | |
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具体例 | 結果・目的 |
1. 開講 研修の進め方、グループ編成、なぜ財務知識が必要か? |
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具体例 講師自己紹介、時事的な話題 |
結果・目的 アイスブレイク・研修のゴールイメージの共有 |
2. 財務知識チェックテスト(10分) 3. アカウンティング入門研修の復習 B/S,P/Lの理解とそのつながり |
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具体例 ・講義&演習 |
結果・目的 財務分析の基本の理解を促進する。 |
4. 財務分析の概要 (1)最も重要な指標は「収益性」 と「安全性」 (2)黒字倒産のメカニズム |
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具体例 【グループ討議】 「儲かっていれば潰れないのに、収益性だけではなく、安全性を評価する必要性があるのはなぜか?」 |
結果・目的 これから何を目的として財務分析を実施していくのかを理解する。 |
5. 安全性(支払い能力)の分析 『安全性』分析を修得する (1)利益ではなく重要なのは将来のキャッシュフロー (2)短期的な支払い能力示す指標 (3)運転資金とは |
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具体例 講義&演習 【演習】 「次の数値を算定し、企業の安全性を評価しなさい。 ①営業C/F ②売上債権回転期間 ③在庫回転期間 ④固定資産回転率 ⑤流動比率 ⑥株主資本比率」 |
結果・目的 取引先の安全性を分析する事は、回収不能リスクを把握する事であり、取引先選定・与信管理に対する意識を高める。 |
6. 収益性(利益創出能力)の分析 (1)『収益性』分析を修得する (2)収益性を向上させる2種類の方法 |
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具体例 講義&演習&グループ討議 【グループ討議】 「あなたはある企業に10百万円出資している株主です。今期利益が3億円でしたが、満足できますか?」 【演習】 「収益性の高い企業の財務諸表を分析し、ビジネスモデルの特徴を知る。」 |
結果・目的 収益性の意味・分解方法・問題点の特定・改善方法を修得する。 |
7. 課題(宿題)の提示 | |
具体例 【演習問題】 |
結果・目的 本日の内容の復習 |
2日目
内容 | |
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具体例 | 結果・目的 |
1. 課題(宿題)の解説 | |
具体例 講義 |
結果・目的 前日の内容の復習 |
2. 損益分岐点分析 (1)固定費と変動費の考え方と分解方法 (2)損益分岐点の捉え方 (3)損益分岐点売上高の算定 (4)来期の予算達成となる目標売上高の算定 |
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具体例 講義&演習 【演習】 「様々なパターンの損益分岐点売上高を算定する。(値下げ時、固定費削減時、目標利益変更時)」 |
結果・目的 実務において、常に損益・コストを意識した意思決定が行われるようになる。 (安易な値下げからの脱却・原価率低減の重要性の理解) |
昼休憩 | |
3. キャッシュ・フロー計算書の理解 (1)キャッシュ・フロー計算書の読解法 (2)キャッシュ・フロー計算書とB/S,P/Lとの繋がり |
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具体例 講義&演習 【演習】 「キャッシュフロー計算書の過去数年間の累計額を表している3社のそれぞれのグラフの特徴から、各社名を特定するとともに、その事業戦略を述べよ」 |
結果・目的 利益とキャッシュ・フローの違いを学び、財務3表の数字がどのようにつながっているかを理解する。 |
4. 財務諸表分析の総合問題演習 | |
具体例 講義&グループ討議 |
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5. 個人ワーク | |
具体例 【確認テスト】(20分)&解説 |
結果・目的 アウトプットで確認 |
6. まとめ、Q&A | |
具体例 実務で活かすための参考情報の提供 |