ビジネス数字研修カリキュラム|アカウンティング力を鍛える財務会計研修FAI

ビジネス数字
研修カリキュラム

1日目

内容
具体例 結果・目的
1. 開講
研修の進め方、グループ編成
具体例
講師自己紹介、時事的な話題
結果・目的
アイスブレイク・研修のゴールイメージの共有
2. 会社のお金はどこからやってくる?
(1)資金を集めるところからビジネスはスタート
(2)株式会社の仕組み
(3)お金を出す側の意図を知る
具体例
・資金の調達源泉は3種類
・株式会社の仕組み
結果・目的
・誰が、何の目的で、会社にお金を入れるのか?
そして、お金を出す人にはどういった権利が与えられるのかを理解し、株式会社の仕組みを理解する。
・「会社は信用がすべて」である事を学ぶ。
3. 会社のお金の使い道は?
(1)資産の購入
(2)仕入れ代金の支払い
(3)人件費・経費の支払い
(4)利息及び配当金の支払い
具体例
・工場を建設(建物・家賃・敷金・礼金)
・機械製造設備の購入(機械・備品・消耗品)
・材料の仕入れ(金属・樹脂部品、電気部品)
・人件費の支払い(給料・法定福利費・賞与・退職給付引当金・福利厚生費・通勤交通費)
・経費の支払い(水道光熱費・販売促進費・修繕費・通信費・減価償却費・リース料)
結果・目的
・会社は集めてきたお金を、誰が・何の目的で、どのように使うのか、を学び、ビジネスにおける『投資』の意味を理解する。
4. 原価の意味を理解する
(1)利益の概念(増減する要因は何なのか)
(2)コスト意識の保持
(3)費用と原価の違いとその中身
具体例
・在庫の考え方(実地棚卸の意義)
・減価償却費の考え方(定率法の利益インパクト)
・研究開発費の考え方
・『その研究開発費を回収するのに何年かかるのか?』
・『開発遅延によってどのような原価・利益に影響があるか?』
・人件費の考え方
・『給与を支払うためには、いくらの売上高が必要か』
・『10分間サボった場合の会社が負担するコストを計算してみよう』
・クレームの2種類のコストを理解する(①人件費・保証・設計変更・設備変更 ②信頼の失墜・ブランドの毀損)
結果・目的
原価の意味を理解し、製造する際に必要となるお金について学ぶ。
自らの普段の行動が、どれだけ利益にインパクトを及ぼすのかを理解し、『コスト意識』の向上を図る。
5. どのように販売するか
(1)販売価格の決定
(2)販売戦略とは
具体例
・製品の値段を決める(減価償却費・研究開発費も影響する)。
・値引き販売の効果
結果・目的
・『値決めは経営である』の意味を理解する。
6. 本日のまとめ
結果・目的
本日の内容の復習

2日目

内容
具体例 結果・目的
1. 前日の振り返り
具体例
講義
結果・目的
前日の内容の復習
2. 投資したお金はどうやって回収する?
(1)債権の回収
(2)購入した資産の代金の回収
(3)人件費・経費の回収
(4)研究開発費の回収
具体例
・掛取引とは何か?
・材料の仕入れ代金を買掛金にしてもらうとどうなる?
・現金商売のメリットを知る
・代金を回収する事の重要性
・会社はどうして倒産するのか
結果・目的
投資したお金はどのようにして回収するのかを学び、その重要性を理解する。
3. お金が増えればどうなる?
(1)増えたお金は再投資
(2)利益の考え方
(3)どうすればよりお金は増えるのか?
具体例
・製品の製造原価<販売価格でお金が増え、増えたお金が儲けとなる
・儲けは再投資する事でさらに儲けを生む
・儲けから税金を支払う
・利益は儲け(増えたお金)と異なる
結果・目的
儲けはどうやって計算されるのかを学ぶ。会社は儲けるためにはどうすれば良いのかを、お金の流れから理解する。
4. 儲けを増やす方法
(1)時間を大切にする
(2)無駄の排除
具体例
・従業員の「時間意識のレベル」を上げる(日本電産流企業再建のコツ)
・徹底的な無駄の排除(トヨタ流7つの無駄)
結果・目的
他社事例をベースに儲けを増やす方法を学ぶ。
5. 財務諸表を理解する
(1)財務諸表の理解(B/S,P/L)
(2)財務諸表の仕組みを知る
(3)B/SとP/Lのつながり
具体例
・これまでの、シュミレーションを通して、出てきた数字を使い、実際にB/S,P/L上の数値がどのように動くのかを理解する。
・ビジネスモデルの理解とお金の流れを中心にして、B/S,P/Lがどのように繋がっているのかを学ぶ
結果・目的
今後、実務で財務諸表を見る際、および財務分析を実施する際の、最も基盤となる考え方及び本質を理解・修得する。
6. まとめ、Q&A
具体例
実務で活かすための参考情報の提供

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